成果につながる分析業務を実現する
日経ビッグデータ2016年2月号の特許戦略に関する記事に引き続き、3月号にもギックスの記事が掲載されました。今回は、ビューカード様の事例です。
データサイエンティストの育成に課題
この記事では、日本におけるデータサイエンティストの育成に課題があると述べられています。特に、データサイエンティストとして経験が豊富で、更新を育てられる「棟梁レベル」のデータサイエンティストが不足していることに焦点が当てられます。ギックスでは、創業当初より、この課題に向き合うために「データサイエンティスト育成講座(データアーティスト育成講座)」を用意して、データの読み解きが出来る人材をクライアント社内に育成することに力を注いできました。
その中で、最も初期から取り組んできたクライアント事例が、記事内で取り上げられたビューカード様の事例となります。
ギックスに関する記述(抜粋)
記事より、弊社に関する記載を抜粋して引用します。
JR東日本グループのカード会社ビューカードは2015年度に、専門企業との連携でデータ活用の内製化に本格的に乗り出した。
分析のノウハウを一から習得するのは難しい。そこでデータ分析ベンダーのギックス(東京都港区)の支援を受けながら、取り組んだ。データを加工するエンジニアリング力の部分はベンダー側に任せ、統計のデータサイエンス力は分析ツールを活用してハードルを下げている。こうして自社のビジネスを取り巻く状況をレポートとして可視化し、そこから打ち手を見いだすビジネス活用に重きを置いている。
同社はもう1つデータ分析を生かす工夫をした。経営との意思疎通である。データ分析担当者が、結果や施策を経営者が同席する場で説明をする「全社マーケティング」会議を毎月定例で開いている。その場でデータを基にしたコンセンサスが形成され、判断が下されていくというものだ。
クライアントの保有するデータを「解釈可能な状態」まで加工・集計することで、クライアント自身が読み解きを行う、というカタチを実現しました。
ここに至る過程
然しながら、ここに至るまでには、長い時間をかけています。決して、一朝一夕で実現したわけではありません。いわば、弊社が「棟梁レベル」の役割を果たし、ビューカード様の社内の人材育成をお手伝いしたわけです。
このように、単なるデータ分析代行でも、単なるコンサルティングでもなく、お客様の価値創出のために長期間のハンズオンも含めて柔軟に対応させていただくことが、弊社の特徴の一つだと言えるでしょう。
ご参考:その他の顧客事例
ギックスは、クレジットカードおよび金融業、製造業、小売、飲食、ゲームなどの、様々な業種・業態のお客様のデータ活用をご支援させていただいております。今後も、事例としてご紹介できるものについては積極的に情報発信を行っていきますので、弊社に関して興味をお持ちいただいた皆様には、ご参考にしていただければと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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