現場実態に即した人流データ活用を語る15ページ
株式会社ギックスのコンサルティング・チームに所属する加部東大悟(かぶとだいご)マネジャーが、執筆した論文「店舗天井カメラを用いた小売店舗内顧客購買行動ビッグデータ分析と活用事例」が、公益財団法人流通経済研究所の会員向け頒布誌「流通情報」に掲載されました。
加部東マネジャーは、戦略コンサルティングファームと実業の経験を併せ持つ現場に強いコンサルタントです。食品メーカー及び小売業界における知見が深く、特に、カメラ・赤外線・ビーコン等の多種多様なデバイスを活用した人流データ(移動ログ)の小売ビジネスへの適用に関しては、国内トップクラスの経験・知見を有しています。
流通情報 No.519:特集 IoTと流通
流通情報は、隔月刊で年間6回発行されます。論文が掲載されたNo.519は、2016年1月号に続く、2016年2冊目です。特集「IoTと流通」の一角として、表紙にも記事名・執筆者名をご掲載頂いております。
※画像出所:流通経済研究所
記事概要:現場実態に即した人流データ活用を語る15ページ
- タイトル:「店舗天井カメラを用いた小売店舗内顧客購買行動ビッグデータ分析と活用事例」
- 執筆者:加部東 大悟 (かぶと だいご)
- ページ数:15ページ
- 章立て:
- はじめに
- 購買行動(人流)計測システムと設置例
- 計測データと精度検証
- 購買行動分析の詳細
- 経営戦略・出店戦略・店内レイアウト戦略での分析活用事例
- 分析のマーケティング・日々のオペレーションでの活用事例
- まとめ|成果と課題、さらなる可能性
上記5に関しては、①買物は「長く楽しく」か「短く効率的に」か、②店内を隈なく誘導できているのか、③それぞれの売り場はお客様が「立ち寄らない」のか、それとも「立ち寄っているが買わない」のか、④お客様の購買行動(人流)分析から見た、新規店舗レイアウトのアイデア、という4つの視点で詳細に解説しております。
また、上記6に関しては、①チラシ商品の組み合わせでお客様の流れを変えられないか、②店舗内調理品(惣菜・ベーカリー等)の機会ロスを見つけられないか、③定員のオペレーション精度の確認、の3つの視点での活用事例を解説します。
(参考)流通経済研究所とは
公益財団法人 流通経済研究所の公式サイトより、概要および事業内容を引用いたします。
公益財団法人流通経済研究所は、昭和38年3月に任意団体として発足した流通経済研究所が母体となり、昭和41年10月に通商産業省(現 経済産業省)の指導のもとに財団法人に改組し、さらに平成25年4月1日からは、「公益財団法人 流通経済研究所」として新たにスタートいたしました。設立以来、流通・マーケティング分野において広く社会に貢献することを目的に研究調査活動を展開しております。
製配販協働で店頭起点のマーチャンダイジング(MD)の革新を考える店頭研究事業(Shopper & Merchandising Development共同研究機構(SMD))、および流通の主要な専門テーマを設定し、専門テーマ別に研究会を開催する研究会事業
行政関連団体より受託する政府系委託調査、民間企業の委託による民間系委託調査・コンサルティング事業、および複数の企業が参加するマルチクライアント調査の実施。
公開講座、企業内研修、海外調査研修チームの派遣、最新流通問題セミナー開催等
流通統計資料集など流通関連データ集、研究レポートの出版、および流通情報会員制度による流通関連資料データベースの閲覧・検索サービス、機関誌「流通情報」の発行等。
今後も、ギックスでは継続して、積極的に情報発信を行っていきます。過去の講演・発信に関するニュースはコチラから。