株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役:網野知博、以下:当社)は、2021年1月15日付で田村誠一氏(株式会社ローランド・ベルガー シニアパートナー)が社外取締役に就任したことをお知らせ致します。
ローランド・ベルガー社と当社は、従来より業務提携関係にあり、当社は、ローランド・ベルガー社の提唱する”価値共創ネットワーク”に参画しております。今回の田村氏の就任により、両社の連携はさらに強化されます。
田村 誠一氏 略歴
1992年 3月 アクセンチュア株式会社 入社 |
2005年 9月 同社 エグゼクティブ・パートナー |
2010年 1月 株式会社企業再生支援機構 入社 マネージング・ディレクター |
2011年 5月 芝政観光開発株式会社 社外取締役(派遣)※ |
2011年 6月 藤庄印刷株式会社 取締役 兼 副社長執行役員(派遣)※ |
2011年 9月 沖創建設株式会社 社外取締役(派遣)※ |
2013年 3月 株式会社JVCケンウッド 入社 |
2016年 6月 同社 代表取締役 兼 副社長執行役員 兼 最高戦略責任者 兼 メディアサービス分野最高執行責任者 |
2017年 4月 日本電産株式会社 入社 |
2017年 6月 同社 専務執行役員 |
2019年 5月 株式会社ローランド・ベルガー 入社 シニアパートナー(現任) |
※ いずれも株式会社企業再生支援機構からの派遣
就任あいさつ
凡そ30年にわたり、「参謀」「投資」「経営」という3つの立場から企業や事業に関わってきました。30年前と比較すれば、企業を取り巻く環境は激変し、KKD(勘と経験と度胸)「だけ」で経営の舵取りができなくなったことは確かです。しかしながら、ファクトとロジック「だけ」で経営のかじ取りなどできないこともまた確かです。今も昔もKKDは大切です。いやむしろ、VUCAだからこそKKDの重要性が高まっている、とすら感じます。
もちろん、経営は「ばくち」ではないので、致命傷は避けなければなりません。だからこそ今の経営には、「感覚神経」(個々のファクトを察知する力)、「中枢神経」(膨大なファクトを意味づける力)、「運動神経」(個々の施策をやりきる力)全てのグレードアップが求められています。組織の隅々まで「感覚神経」を張り巡らし、あらゆる環境変化を素早く察知し、膨大なファクトを分析して意味付けることは、今や、経営の生命線です。ここに徹底的に機械を活用できるか否かは、生死を決すると言っても過言ではないでしょう。
一方で、ここから先が経営者の出番とも言えます。自ら掴んだ手触り感あるファクトとロジックを加えて、機械による意味付けを再解釈し(これを「インサイト」と呼んでもよいかもしれません)、最後はKKDに従って意思決定し、組織の隅々にまで張り巡らした「運動神経」を通じて、できるまでやりきる。機械の力と人間の知性、そしてKKD。この3つが有機的に絡み合った企業経営こそが、データインフォームドディシジョンメイキングであり、これら「神経系統」のグレードアップを提供価値とするギックスの経営に社外取締役として参画する機会を頂戴できることを大変光栄に思っています。
ギックスの企業価値向上を通し、クライアント企業の企業価値向上に貢献できるよう尽力してまいります。
田村氏を経営陣に迎え、当社はDIDM(データインフォームドディシジョンメイキング)の推進および、事業成長の加速に邁進していきます。
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