相手の頭を整理しよう
ギックス取締役CMSO 田中耕比古の新刊書籍「一番伝わる説明の順番」が本日発売となりました。
全国の書店および、Amazon.co.jp等のECサイトでお買い求めいただけます。
伝わる=相手が理解できる
「説明したが、うまく伝わらない」「頑張って話したのに、『何が言いたいのか良く分からない』と言われてしまう」そんな経験はありませんか。本書では、そういう経験を無くすために、どのように「説明」すべきかを解説します。
本書を読むことで「なんとなく説明してしまう人」から脱却し、「筋道を立てて説明できる人」になることができます。
「伝わる説明」のポイント(抜粋)
伝わる説明を行うためには、以下のようなポイントがあります。
- 説明=コミュニケーション
- 説明するとは、相手の頭を整理することである、と理解する
- 自分の考えた順序・経験した順序で説明してはいけない
- 結論を伝える前に「前提」を揃えよう
- 「地図」を意識して、相手と自分のズレを無くそう
- 要素分解することで、物事の本質が見えてくる
最も大事なことは、説明は、ひとりよがりの一方通行ではいけないということです。説明するということは、コミュニケーションです。相手の頭の中が、どういう風になっているのかを常に想像しながら、何をどの順番で、どの程度こまかく伝えていくのかをコントロールしていきましょう。
ご参考:目次
はじめに 説明は順番で決まる
第1章 説明が下手な人は、何が間違っているのか
・残念な説明をする人は何が間違っているのか?
・残念な説明の特徴①考えた順番で説明する
・残念な説明の特徴②相手の理解度を意識していない
・残念な説明の特徴③言いたいことが分かっていない
・「なんとなく説明する」から「筋道を立てて説明する」へ第2章 分かりやすい説明の順番
・相手の思考を意識する
・わかりやすい「説明の順番」の基本
・説明の順番 その①前提をそろえる
・説明の順番 その②結論・主張・本質
・説明の順番 その③根拠・理由・事実
・説明の順番 その④補足情報
・説明の順番 その⑤結論・相手に促したいアクション
・相手主導の説明のコツ
・長くてもしっかり伝わる説明の条件第3章 説明力を高める!「自分の思考」を整理するコツ
・「相手の知りたいこと」を考える
・説明する前にやるべき「思考」をまとめる4ステップ
・「短い方が伝わりやすい」は本当か?
・枝葉ではなく「幹」から伝える
・説明上は、「要約」と「本質の見極め」がうまい
・「伝えたいこと」を徹底的に可視化する第4章 理解度が高まる!「相手の思考」を整理するコツ
・相手の理解度を高めるために、相手の思考を整理する
・全体を定義して「地図」を示す
・説明における「地図」の作り方
・「質問」を使うと、相手の頭を整理して話せる
・「フレームワーク」で相手の思考を整理する第5章 印象に残る伝え方のコツ
・相手の響く説明をするために大事なこと
・うまく端折る技術
・「粒度」を合わせると、伝わりやすくなる
・メールでの説明は「条件分岐」を意識する
・たとえる力 アナロジーを使いこなす技術第6章 説明力を磨く 思考習慣&トレーニング
・思考の習慣を磨けば、説明力は自然と高まる
・伝える内容を「要素」に分解する ①単語分解
・伝える内容を「要素」に分解する ②プロセス分解
・優先順位をつけるための「捨てる技術」の磨き方
・数を3つにする練習
・レベル感(粒度)を揃える練習
・サマライズトレーニング
・クリスタライズトレーニング
・アナロジートレーニング