自社の要件を冷静に捉えれば、他の選択肢も見えてくる
先日、ご紹介した「QuickReplace(クイックリプレース)」に関して、お問い合わせいただく内容に関して、ご回答差し上げます。
関連記事:パッケージソフトに頼らないBI:QuickReplace(クイックリプレース)という選択肢
すべてのBIパッケージを置き換え可能ですか?
いいえ。ケースバイケースです。
「高価なBIシステムを、安価なクラウド活用型サービスで置き換えよう」というお話をすると、「じゃぁ、もうBIパッケージは不要なんじゃないか」などというお話にもなります。しかし、そんなことはありません。パッケージソフトは、適合する領域においては最高のパフォーマンスを発揮します。
なんでもかんでも、とりあえず、クラウドにしとけばいい なんていう夢の世界は訪れません。
「適材適所」が大切です。大事なのは「何を実現したいか」であり、その為の最適な手段として「QuickReplaceが最適」な”場合”がある、のです。
BIパッケージと何が違うのですか?
我々は、BIパッケージは「高級フレンチのコース料理」だと思っています。一方で、QuickReplaceでご提案しているのは「大衆ビストロのア・ラ・カルト料理」です。どちらが良いとか悪いとかではなく、TPO(要件)に応じて、どちらを選ぶべきか異なる、ということです。違いのイメージについては、以下の一覧表でご確認ください。
もし、あらかじめ食べたいものが決まっているのであれば、ビストロでアラカルトを頼む方が、リーズナブルで満足度が高いのではないかと思います。
できないことって何?
アラカルトなので、組み合わせ次第で、たいていのことはできます。しかし、不得意なこともあります。
一番得意なのは「手作業でやっていることを減らしたい(同時に、ミスも減らしたい)」というケースです。一方で「リアルタイム処理が必須」「紙での帳票を全国各地に郵送したい」というような具体的な要件が固まっている場合には、その領域を得意とするパッケージを活用した方が良いことも多いです。
繰り返しになりますが、常に「やりたいこと」ありきで考えることによって、最適なソリューションが見いだせると言えます。
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