2012年夏 携帯キャリア調査
ギックス総研では、ソーシャルリスニングによる市場調査・業界調査レポートも公開しています。今回は、NTTdocomo、au、ソフトバンクの3キャリアに関してソーシャルリスニングを行いました。
ドコモのつぶやき件数が最も多く、auが少ない。市場シェアと比べるとソフトバンクはやや善戦。
auは、他社キャリアと共に呟かれる=比較されたツイートが多い。
イベントがあればツイート数が増える。
通信キャリアを評価する体系を整理すると、機種、電波、料金プラン、買い替え意向に整理できる。また、利用者の特徴として、ツイートを行う時間帯や、ユーザーライフサイクルを分析できる。
電波への不満指数を算出すると、softbankが最も多い(=電波に不満がある人が多い)
料金プランについては、ドコモが高く、auが安い、という評価。
乗り換え意向をみると、docomoからの流出はiPhoneがないことが強い。iPhoneの導入が望まれていることが分かる。一方、ソフトバンクは電波の悪さが主要因。電波改善が課題。
自社内での機種変更が多いのはドコモ。ブランド力の強さがうかがえる。
ユーザーのつぶやき時間帯をみると、深夜早朝のソフトバンク、日中のauという図式が明らかに。
ドコモは巨人、大変安定している。ソフトバンクは、トリックスター。auは平均的であるが故に伸び悩む印象。