ログとは:最小単位の記録データ|データ分析用語を解説

AUTHOR :   ギックス

本記事は、株式会社ギックスの運営していた分析情報サイト graffe/グラーフ より移設されました(2019/7/1)

ログは時間の順番で記録されたデータ

本日は「ログ」という言葉について説明します。
ログとは「何か」を把握するために「時系列で記録されたデータ」の事です。「何か」とは「買い物」であったり「移動」であったりします。
このためログの基本的な形式は、
[時間]-[何か]
という形式になります。
例えば皆さんは家計簿をつけていらっしゃいますか?この家計簿は皆さんの家のお金の流れを把握するために一ヶ月の収支や何にお金を使ったかをデータとして導き出すものですが、この家計簿をつけるときにみなさんが「元にするデータ」はなんでしょうか?おそらく「レシート」だと思います。この「レシート」も一番基本的なログのひとつなのです。(本サイトではこの「レシート」についても解説しています。ご興味のある方はこちらをご参照ください)
またダイエットにご興味のある皆さんは日々の体重計の数字をノートやスマホのアプリで記録する事で食べ物や運動習慣お気をつけていらっしゃることでしょう。この「体重の記録」も「ログ」なのです。もちろんスマホのアプリに「食事をした時のメニュー・カロリー」「運動したときの距離」「睡眠時間」なども一緒に入力していればそれらも立派なログになります。
ITのシステムは、これらのログをテキストファイルやデータベースマネージメントシステム(DBMS)の中に記録します。
ログは我々に色々な手がかりを与えてくれます。弊社ギックスの分析業務も「分析のための元データ」の多くはログであったりします。

次回から身近なログを見ていきましょう

このようにみなさんの周りにはいろいろな「ログ」があふれています。次回からそれらの中で代表的なログを以下に挙げてみたいと思います。

連載/関連記事リスト:ログデータ

データ分析用語:索引

SERVICE