ギックスは、いろいろなプロフェッショナルサービス企業様にご協力いただきながら事業を推進しています。その範囲は、ソフトウェア開発やセールス活動などに限りません。本日は、当社のPR領域をご支援くださっている株式会社カケル 代表の畑さん、弊社をご担当いただいている眞木さんに「外から見たギックス」という観点で、お話を伺いました。
ギックスは、「オトナ」なベンチャー企業
インタビュアー(以下、質問):
畑さん、眞木さん。いつもご支援いただきありがとうございます。本日は、ギックスという会社を、いつも隣で見守ってくれているお二人に、忌憚のないコメントをいただければと思っています。よろしくお願いします。
株式会社カケル 代表取締役 畑雅人(以下、畑):
はい。よろしくおねがいします。まずは創業11周年、おめでとうございます。ギックスさんとは、2013年あたりからご一緒させていただいているので、もう丸10年のお付き合いです。創業間もない時期から、どんどん会社が成長されて、上場という大きなイベントも達成されていったのが、自分のことのようにうれしいです。今後も、PR領域から、しっかりお力添えさせていただければと思っています。
株式会社カケル 眞木唯衣(以下、眞木):
私がギックスさんを担当させていただいたのは、2021年からです。自社プロダクトであるマイグルの立上げ期に、コロナ禍が差し掛かったことによるキャンペーンの延期などを乗り越え、ようやくひと段落し始めたタイミングでしたので、積極的に事例を公開していこうという方針を立てて、ご支援させていただきました。
質問:
2021年6月末時点では累計2.5万人程度の利用実績だったマイグルが、既に累計100万ユーザーを超えました*。多くの皆さんにご利用いただいているのは、大変ありがたいです。
*)2023年7月末時点
眞木:
本当に素晴らしいですよね。マイグルはもちろんグループ全体の様々な取り組みについても世の中に出していきたいと思っています。
畑:
コンサルティングという仕事の性質上、守秘義務などの兼ね合いでなかなかハードルは高いのですが、面白い仕事、価値ある仕事をたくさん実施されているので、それらの情報をうまく発信していければ、価値を届けるべき人に、より深くギックスさんのことを知っていただけるはずです。
特に、ギックスさんが掲げるデータインフォームドという概念はビジネスに向かうスタンスとして大切なことだと思います。それが、DIコンサル、DIプラットフォーム、DIプロダクト、というそれぞれのサービスにうまく練り込まれていて、非常に良くできたサービス設計だなと感じています。
質問:
ありがとうございます。せっかくなので、そのあたりを含めて「ギックスの印象」を教えていただけますか?
畑:
きちんとビジネスをやってきた「オトナ」がスタートアップを立ち上げると、こんな感じになるんだ!と思ってます。笑
ギックスさんは、本当に「オトナなベンチャー企業」ですよね。
質問:
社長の網野が「我々は、ミドルエイジド・スタートアップだから」と、よく言っています(笑
畑:
アメリカの調査で起業時の年齢が高い方が、成功確率が高いというお話もありましたが、それを目の当たりにしている感じですね。
眞木:
経営陣の皆さんがオトナであることに加えて、日々、私がコミュニケーションをとらせていただいている社員の皆さんも、非常に高いプロフェッショナリズムをお持ちですよね。「生産性を高める」「本質的でないことは極力省く」ということを徹底されているな、と。この表現だと冷たい印象になってしまうかもしれませんが、実際には穏やかで優しく、そして前向きに「良い方向に、最短距離で進む」という行動原理をお持ちだなと思います。
畑:
皆さん、とても協力的です。こちらからの依頼にも即応してくださるし、むしろプロアクティブに「こういう風にしたらどうか?」と提案してきてくれる。当社(カケル)だけではなくて、どのパートナー企業に対しても、同様のスタンスであることが良い関係を築いている秘訣なんでしょうね。
いろいろなプロジェクトを経験されていて、クライアントや社外の方と協働することに慣れていらっしゃるということなのかもしれません。積極的に関与する姿勢があり、建設的な議論ができる。素敵なチームだなと感じています。
眞木:
ジャッジが早いのも特長の1つだと思います。打ち合わせの場だけなく、Slackなどでも、速やかに判断して物事を前に進めていく。検討からアクションまでのスピードがとても早い。
畑:
オンライン、リモートでの仕事の進め方が洗練されてます。コロナでリモートワークが進むよりも以前から、ZoomやSlackを活用するというワークスタイルを確立されていたのが採用などにも効いているんでしょうね。
価値の創出に本気で取り組んでいる
質問:
ありがとうございます。お二人とも、普段インタビューを「する側」で慣れていらっしゃるので、私が口をはさむ必要が無いなと思ってるんですが(笑)、ここで少し視点を変えて「内部を知らない ”外” の立場」から見たギックスの印象について、どういう風に感じていらっしゃるか教えてください。
畑:
勝手に話してすみません(笑)
そうですね。アピールポイントとしては「データを課題解決につなぐチカラ」だと思います。存在するデータを分析するだけでなく、マイグルなどで新しいデータを生み出すところも含めて実行されている。そうしたデータから新しいファクトを探し出し、ファインディングス、インサイトを導き出している。これは大きなポイントですよね。
眞木:
現在、創業して12年目ということですが、社歴や人数規模から考えると、お付き合いしているクライアント企業様が錚々たる大企業ばかりなのは、率直に言ってすごいなと思っています。各業界のトップ企業、日本を代表するエンタープライズとお取引していらっしゃいますよね。
畑:
また、そうした大企業と業務提携、資本業務提携などにまで踏み込んだパートナーシップを構築されています。JR西日本さんとは合弁会社も作ったりと、非常にエキサイティングだなと感じています。お付き合いの中で、パートナーとして信頼されている証拠ですよね。
さらにユニークだなと思うのは、深く入り込んだ業界、業務の中で見つけた課題解決方法をプロダクト化して提供する、というアプローチです。安定的なプロフェッショナルサービスと、スタートアップ的なプロダクト開発の両輪で成長を描いている点は、堅実な成長を担保しつつ、大きく会社を成長するシナリオを持っている。目指す事業ポートフォリオのイメージがクリアにあるということだと思います。オトナですよね(笑)
質問:
はい、オトナなんです(笑)。
しかし、このインタビュー、楽ちんだなぁ…… もっと話してもらっていいですか?(笑)
畑:
もっと話していいんですか?(笑)
他の観点だと、クライアント企業さんから見て「価値貢献の本気度」があるんじゃないかってところですね。データを活用する、テクノロジーを活用する、というのはもちろんなんですが、「議論を元に、常に本質を考える」姿勢があるのが特徴的だと思うんです。社員一人一人が、好奇心旺盛であることと、議論から逃げないことが効いているんじゃないでしょうか。
眞木:
皆さん「スマート」ですよね。だから、ゴールを見据えて適切なアクションを取れる。いつも勉強させていただいてます。
畑:
エンタープライズ企業に対して「最新テクノロジーの導入を促す」「データを基軸に、抜本的な変革を起こす」というのは、口で言うのは簡単ですが、そうそうできるものではないです。長期的にご一緒する中でしっかりと信頼を積み上げていく中で、ギックスさんの考え方や変革のアプローチを、クライアント企業にご理解いただけるんでしょうね。そして、その思想に賛同して、ファンになってくださる。
眞木:
組織のすみずみまで、「データインフォームド」という行動原理が浸透していることも、プロジェクトの価値が高まる一因だと思います。カルチャー、行動指針を定義されてますが、それを綺麗事、標語にしていない。後から浸透させたというよりは、入社前からそういう素質・素養を持った方を集まっているんでしょうね。
畑:
「真理を求め、本質を探す」とか、「無駄を省き、生産性を高める」という意識は、お話する中で日々感じます。ルールや前例などに囚われず、積極的に議論してより良いやり方を探すことを当たり前にやっている。すごい文化だなと思います。
データインフォームド、を、もっともっと一般化させたい
質問:
ありがとうございます。とても解像度高く当社を理解していただいて、大変うれしいですし、助かります。
それでは最後に、今後のPRの方向性について、ご意見をいただければと思います。
畑:
データインフォームドという概念を、もっともっと広めていきたいと思います。一般的なビジネスシーンで、普通の言葉として使われるような状態まで持って行きたいですね。本当に、よい言葉、よい概念だと思いますので。
眞木:
クライアント企業様との取り組みが、企業のコアな業務と密接につながっているため、なかなか公開できないという事情があるのは認識しているのですが、うまく事例として紹介する方法を模索していきたいです。
子会社として設立されたクリエイティブデザインファームのgidi+a(ギディア)さんでは、LVMHグループのジュエリーブランドFREDさんの事例を公開することができました。このような情報は「何をしている会社か一目でわかる」ので、今後もクライアント企業様に積極的にご協力を仰いでいきたいと思っています。
畑:
DIコンサルティング、DIプラットフォーム、DIプロダクト、子会社であるgidi+a、JR西日本さんとのジョイントベンチャーであるTRAILBLAZER(トレイルブレイザー)など、いろいろな側面がギックスさんにはあります。それらを多面的に伝えながら、「ワン・ギックス」のブランドを確立するお手伝いができればと考えています。
質問:
畑さん、眞木さん。本日は本当にありがとうございました。引き続き、今後ともよろしくお願いいたします。
畑、眞木:
はい。ありがとうございました。こちらこそよろしくお願いいたします。