管理本部長の加部東(かぶと)です。
さて昨日は、当社で働いている31人がどんなバックグラウンドをもって、どんな働き方をしているのかを数字で見てみようということでした。少しは当社の社員の実像が見えてきましたでしょうか。
「数字でみるギックス」最終回の今日は、そんな私たちが活動する際に心にとどめている数字や、活動した結果データとしての数字をご紹介して、同じ目線に立てればと思います。
(なお、断りの無い限り、すべての数字は2022年6月末時点の数字です。この記事が出る12月時点では多少の増減が発生しているものもあります。ご容赦ください。)
101%
創業当初からずっと掲げられているスローガンで、
- 1日1%づつ成長したら、365日後には1.01^365=37.4倍になる
- 1日1%づつさぼったら、0.99^365=0.03倍になってしまう
- さて、あなたはどちらを選びますか?(当然、1日1%成長ですよね?)
という、成長に対する姿勢を示しています。
この数字(というか、数式)は、当社の2階の壁に大きく板書されているため、オフィスを訪れた人が、その意味を当社社員に質問することが多い数字でもあります。 (テクノロジーこそが、データインフォームド実現の鍵|【対談】岡大勝(上級執行役員)×網野知博(代表取締役CEO)の記事で笑顔で写っている網野と岡の後ろにちらっと見えています。)
40%
個人個人で1日1%成長を目指している当社ですが、その結果としての売上は毎年40%づつ成長していくことを目指しています。決して楽な数字ではありませんが、全社員一丸となって追いかけている目標です。
なお、2017年6月期から2022年6月期までのCAGRは48.5%を記録しており、確かに困難ではあるものの、達成できない数字ではないと考えています。
18
日々のプロジェクトや自社での研究開発から生まれてきた特許は18件(出願・審査中含)を数えており、いずれも当社事業にとって重要な特許となります。中には他社との共同特許や国際特許も含まれ、当社の競争力の源となっております。また特許としていない、自社で抱える社内ツールやモジュール群も35種類を超え、こちらもプロジェクトで日々活用され高い生産性を支える土台となっております。
569
当社は創業以来569を超えるプロジェクトを行ってきており、そのノウハウを蓄積してきております。まだまだ人的規模の小さい当社においては、行うプロジェクトを厳選し、自社も成長しクライアント企業にも大きく貢献できるプロジェクトや自社しかできない/クライアントの為に実施すべきプロジェクトなどに注力してきておりますため、すべてのプロジェクトにおいて高い成果を上げてきているのが特徴です。
1,620,000,000
上場に伴い、市場からの資金調達を行いましたので、これにより、自社の持つ現預金の額を増加させることに成功しました。その金額は16億2,000万円!
これは、今後の成長を加速させるための「投資」の原資となっていきます。
その一方で、私たちの経営状況としては「潤沢な現預金」があると捉えることも可能です。もし仮に2020年のパンデミックと同程度、もしくはそれ以上の世界経済危機が発生し、当社の経営に甚大な影響がでてしまったとしても、従業員の雇用をしっかりと守りながら、次なる打ち手を模索することが可能な規模の資金量だと言えます。
事業継続上のリスクを低減しつつ、しっかりと成長を目指していく体力が当社にはあります。
9219
突然出てきた4桁のこの数字ですが、実は当社の証券コード(銘柄コード)です。
当社は2022年3月30日に東京証券取引所マザーズ市場に上場しました。この数字は、「マザーズ最後の新規上場企業」として、当社に割り振られた数字です。(ちなみに2022年4月1日にグロース市場に市場変更しておりますので、マザーズ上場企業であったのはたった2日ですので、 ”マザーズ市場在籍最短記録” でもあります。笑)
余談ですが、実はこの数字、最初の2桁で大体の業界分類がされており、当社が属する9000番台は「運輸・通信・電気・ガス・サービス」群を差します。情報通信業と定義するか、サービス業と定義するかについては、色々な考え方があると思うのですが、当社の「データインフォームド推進」は、”情報通信”という手段の意味合いよりも、顧客変革という”サービス”の方に重きをおくべきだと考えています。
12/12
さあ、この特集もいよいよ最後の数字です。当社が創業されたのは2012年12月12日と12が3つ並ぶ記念すべき日でした。創業役員3名が、新しいスタートを切った記念すべき日ですね。
そんな当社も今年で10周年を迎えます。今期は、11期に突入しております。
10年後の2032年12月12日には、私たちはどんな会社になっているのでしょうか。どんな人たちと一緒に働いているのでしょうか。そんな楽しみを抱えつつ次の10年も着実に成長し続けていければと思っております。
さて、当社の内情や雰囲気が少しは見えてきましたでしょうか。今回で数字で見るギックスは最終回となります。 次回からは、当社の事業内容について、さらに詳しく深掘っていく予定です。どうぞ引き続きお楽しみに~。
Daigo Kabuto / 執行役員 管理本部長 兼 CEO Office Leader
データインフォームドを掲げる当社がデータインフォームドでないという「紺屋の白袴状態」を避けるべく、世の中の企業の先を行くコーポレート部門であり続けるため、毎日全力疾走中です。