「手を挙げることで、より大きなチャレンジに挑戦できる」部門を横断して活躍するデータ分析部隊のマネジャーに聞く

AUTHOR :   ギックス

成長意欲の強いメンバーが多いギックス。会社もメンバーの成長や興味関心を汲み取り、担当領域の変更や、新たなロールの提供を積極的に行なっています。

今回話を聞いたのは、Design & Science Divisionのマネジャーをしながら、自社プロダクトの「マイグル」や広報関連の業務も担う遠藤。未経験で入社した彼女が魅せられたデータ分析の面白さや、興味・関心に合わせて自発的に広範囲の業務に携われる柔軟な環境について聞きました。

過度な遠慮や気後れは不要。面接時の会話に惹かれてギックスにジョイン

ーまずはギックスにジョインするまでの経緯を聞かせてください。

私は新卒でデジタルマーケティングの会社に入社し、約3年間アシスタントディレクターの仕事をしていました。マーケティングの仕事に興味を持って入社したものの、当時は「どうやって実現するのか」にフォーカスした制作業務が中心。「なぜやるのか」「何をやるのか」といった上流部分にもっと関わりたいと思い、転職を考えるようになりました。

転職活動では事業会社のマーケティング部門を探したのですが、直結するような実績がなかったこともあり、ほとんどの会社で書類選考落ち。思うように転職活動が進まず悩んでいるときに、エージェントに「いきなりマーケティング職に就くのは難しいから、まずはデータを扱えるようになるといいよ」と紹介されたのがギックスです。当時、応募していた会社の中でギックスは圧倒的に小さく、少数精鋭という印象がありました。

ーギックスの面接を受けた時の印象はいかがでしたか?

会社紹介や入社後の話をする中で、堅苦しくなく、良い意味で忖度のない率直なコミュニケーションをとっていただいたことが印象的でした。面接時に受けた印象は今も変わっておらず、ギックスでは思ったことや気になったことを過度に遠慮したり気後れすることなく聞ける環境だと思います。

遠藤 朱寧(えんどう・あかね) Design & Science Div. 所属/マネジャー
デジタルマーケティング企業でのアシスタントディレクターを経て、2016年ギックスにデータアナリストとして入社。2021年より、マネジャーとして業務に従事。DIコンサルティング事業とDIプロダクト事業の双方に関わりながら、広報・PR領域も担う。

ー面接ではどのようなお話をされたのですか?

私が転職後にやりたいことは一般的な「マーケティング」ではなく「事業企画」領域なのでは、と気付くきっかけをくださったことも印象に残っています。

当時、「マーケティングに携わる業務」を軸に転職活動をしていたのですが、各社での面接時に、やりたいことや目指していることを話すと若干ズレている感触がありました。ギックスでは初めての面接にも関わらず、中立的な立場で今後のキャリアについてじっくり相談に乗っていただいたので、珍しい、面白い会社だなと好印象を持つきっかけになりました。

ー実際に働き始めてからの様子も聞かせてください。

私は文系学部の出身で、データ分析に関しては完全に未経験。入社した当時はわからないことばかりでした。先輩たちに指摘されることも多く、思い返すと苦しい時期も長かったですね。ただ、先輩たちは厳しいながらも、しっかりフォローもしてくださったので、改善点に気が付き、成長に繋げられたと思います。

ーなぜ、そのような環境で努力を続けられたのでしょうか。

負けず嫌いな性格のため、「できるようになりたい」という気持ちを保てたからだと思います。

また、上司や先輩からの指摘は表面的や場当たり的な解決を図るような回答ではなく、その背景や意図、根本的なところ、視点の持ち方まで含めて説明いただき、理解も納得もできるものでした。そのため、指摘いただいた事項を身につければレベルアップできると感じられたことも、モチベーションを保ちながら業務に食らいつくことができた要因だと思います。

自分の趣味が仕事に活きることも。データアナリストの仕事の面白さ

ー遠藤さんはデータアナリストとして入社したのでしょうか。

当時は現在のように部署が分かれておらず、データをもとにしたコンサルティングサービスが主軸だったため、職種も現在のデータアナリスト職に近しいもののみでした。データを取り扱い、お客様の課題解決するというコンサルティングの仕事は非常に興味深く、やりがいを感じていました。

ーデータ分析の面白さについて教えて下さい。

謎が解けた時の爽快感がたまりません。お客様は何かしら課題を抱えていて、私たちはデータを活用して、その解決の糸口を見つけていきます。様々なアプローチを試して課題を見つけ、解決策を提言させていただき、実際に解決に向かって動き出したときはとても達成感がありますね。

特に自分の興味のある分野ならなおさらです。人の行動や変化を把握することに面白さを感じるため、例えばお客様の購買データを扱うのは得意領域。購買データをみながら、様々な買い物の傾向が見られるのはとても興味深いです。自分が興味のある分野なら仮説も立てやすいですし、モチベーションも上がります。

プロなのでどんなプロジェクトでも本気で取り組みますが、メンバーによって得意・興味のある領域があるもの。D&Sチームでは継続的に面談の時間を設け、やってみたい仕事や成長するために鍛えるべき分野などを対話した上で、プロジェクトにアサインされるので、前向きに取り組むことができるのだと思います。

ーそれまで馴染みのなかった、新たな業界のお客様のプロジェクトにアサインされたときはどうしているのですか?

必死で勉強するしかありません。以前、業務提携をさせていただいているJR西日本様のデータを扱ったことがありますが、その時はゼロから線名や駅、車両の種類などについて勉強しました。その一方、一緒にプロジェクトを進めた山田は、趣味で時刻表を愛読するタイプ。彼にも教わりながら業界の理解を深めていきました。

ーデータアナリストという職種は、データ分析を好きな人に向いているのでしょうか。

好きに越したことはありませんが、データ分析はあくまで手段でしかないと思います。重要なことは、お客様が抱えている課題を解決することです。データ分析が好きかどうかも大事な要素ではありますが、課題と向き合い、どうしたら課題を解決できるのかを考え続けられる人の方が向いていると思います。

データサイエンティストとして入社後、広報や自社プロダクトのマーケティングにも自主的に参画

ー現在の役割について教えてください。

現在はデータアナリストが所属する Design & Science Divisionのマネジャーをしながら、広報や自社プロダクトの「マイグル」の推進~マーケティング領域にも関わっています。コンサルティング領域だけでなく、プロダクト領域にも携わりたいと思い、希望して兼務しています。クライアント企業の支援と自社プロダクトの双方に関わることで、視野や考え方の幅も広がったと感じています。

ー希望により、部署をまたいだ業務にも携われるのですね。

自分のロールを果たすことは前提ですが、ギックスでは基本的に自分で手を挙げれば任せてもらえる文化があり、同時に自分の意思や意向を上司に伝えるタイミングも多数あります。他部署のメンバーと一緒に仕事をする機会もあり、興味があれば他部門の仕事を兼務したり、異動したりと部署・部門間の切り分けは柔軟です。実際にデータアナリストとして採用後、いくつかの案件を経て開発側へジョブチェンジしエンジニアとして活躍しているメンバーもいます。

上場したものの、まだ組織が固まりきっていない段階だからこそ、自らやりたいことを見つけ、役割を担いたい方にはギックスの環境を楽しめるのではないでしょうか。責任は重いですが、その分、前例やルールを自分で創るような、チャレンジングな機会を得ることができるチャンスがたくさんあると思います。

ー最後にギックスに興味を持った方にメッセージをお願いします。

ゴールの決まっていない問いに向き合い考えられる人、自分の知らないことでも興味関心を持てる人にとって、ギックスの仕事はどこよりも魅力的だと思います。私たちのお客様は規模も業界も様々。抱えている課題もそれぞれ違うので、毎回新しいことを勉強しながらプロジェクトを進めていかなければなりません。また、組織はまさに発展途上でやりたいことに手を挙げられる環境があります。

自分を成長させたい、成長する実感を得たいという方はぜひ話を聞きに来てみてください。

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