この連載では「会社を強くする ビッグデータ活用入門 -基本知識から分析の実践まで-」で取り上げたビッグデータやアナリティクスの活用事例を抜粋し、ご紹介していきます。
書籍の中では大きく2つの場合で事例を区分しており、合計8回にわたり、「自社活用:自社の競争力強化にビッグデータを用いている事例」」のビッグデータやアナリティクスの活用事例をご紹介します。
A:他社活用:他社や外部に向けた情報提供によるサービス提供にビッグデータを用いている事例 第1回〜第4回⇒掲載済み
B:自社活用:自社の競争力強化にビッグデータを用いている事例 第5回〜第12回
最終回は「⑥アフターサービス」の活用事例をご紹介します。
ビッグデータ活用事例:アフターサービス
最後に⑥「アフターサービス」になります。
ソフトバンクでは、特定のスマホアプリを利用している10万8,000台のスマートフォンから、30分毎に送信される通信ログとその端末の位置情報を収集する事で、10秒間接続がない位置を「通信不可」のエリアとして特定しています。
②のインフラストラクチャ、④の製造物流にも何度かでてきましたが、センサーデータやM2M、GPSによる大量のデータは顧客に向けたアフターサービスと言う面でも今後活用が進んで行くと考えられます。
これらの考え方はどれもほぼ一緒と捉えて頂いてよろしいと思います。それぞれ競争力強化につながる自社の「儲け話のメカニズム」や「キードライバー」がどこにあるのか、ということだと考えています。
ビッグデータに関してより詳細にお知りになりたい場合はこちらを
会社を強くする ビッグデータ活用入門 基本知識から分析の実践まで
連載:ビッグデータ活用入門のエッセンスをご紹介 エントリー一覧
- ビッグデータ活用のケイパビリティ
- データサイエンティストのスキル
- データアーティストのスキル
- 企業を取り巻くさまざまなデータ
- ビッグデータとは
- ギックスの考えるビッグデータとは
- 競争力強化にビッグデータを織り込む
- 大きなPDS/小さなPD(CA)∞サイクルを回す
- ビッグデータ活用が普及するわけ
- ビッグデータ活用事例(1/12)流行予測
- ビッグデータ活用事例(2/12)価格予測
- ビッグデータ活用事例(3/12)情報共有による効率化
- ビッグデータ活用事例(4/12)商品開発
- ビッグデータ活用事例(5/12)経営管理領域
- ビッグデータ活用事例(6/12)インフラストラクチャ領域
- ビッグデータ活用事例(7/12)R&D領域
- ビッグデータ活用事例(8/12)製造・物流領域
- ビッグデータ活用事例(9/12)マーケティング・販売領域(認知系)
- ビッグデータ活用事例(10/12)マーケティング・販売領域(初回購買系)
- ビッグデータ活用事例(11/12)マーケティング・販売領域(再購買系)
- ビッグデータ活用事例(12/12)アフターサービス ※本記事※