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お客様が”買いまわりたくなる”スタンプラリー「マイグル」

AUTHOR :   ギックス

マイグルはお客様の”回遊”を促進するスタンプラリー・アプリケーションです。

英語で回遊を意味するmigrate(マイグレート)と、私(my)がグルグルとまわっていく様子をイメージして「マイグル」と名付けられました。

【マイグル】の詳しいご説明はコチラ

「自分らしい」購買体験・消費体験を、お客様にご提供

スタンプラリーは、いろいろな店舗や商品をお客様に提案し、使っていただくためのサービスです。しかしながら、サービス設計の制約上、どうしても「全てのお客様に、同じ内容を推奨する」ということになってしまいがちでした。

その場合、お客様からすると「欲しくないもの、興味のない物を買わないと、スタンプラリーが完成しない(リワードを得られない)」ということになってしまいます。これは、 顧客満足度の低下につながりますので、スタンプラリーを企画した企業にとっても、スタプラリーに参加したお客様にとっても、不幸なことだと言えるでしょう。

企業側の都合を押し付けるのではなく、お客様が求めるものをしっかりとご提案していく。それが、企業とお客様の中長期的な関係構築につながると私たちは考えます。

企業もお客様も幸せに

そのためには、より深くお客様を知り、より深くお客様個々人を理解することが求められます。これは、お客様本人も気づいていない「興味・関心」を、データの中から見出していくことに繋がります。

しかしながら、人間の手によって、全てのパターンを分析するのは不可能です。膨大な工数をかけて、全てのお客様の、全ての購買行動を集計・可視化したとしても、その中から個別のお客様の「興味・関心」を類推し、それに合わせて「何を提案するか」を個々のお客様に合わせて考えることは、どれだけ優秀なマーケターであっても、できることではありません。

私たちは、その処理を機械学習エンジン「マイグルAI」を用いて実現しました。

欲しい、試してみたい、という気持ちを大切に

マイグルAIは、「お客様がこれまで何を購入・利用されたか(購買履歴)」を主たるインプットとしてお客様の嗜好を類推し、その嗜好に合わせたスタンプ候補をご提案*します。お客様には、その表示された候補の中から、「どのお店、商品をスタンプラリーに登録するか」をご選択 * いただきます。

また、スタンプラリーにご参加いただいたお客様に関しては、「表示された候補群の中からどのお店・商品を選択したか」および「選択したお店・商品を実際に購入されたか」を分析のインプットに追加して、次回以降のスタンプラリーのご提案時に反映*していきます。

*:特許出願中

つまり、マイグルは「本当にお客様が欲しいもの、使いたいもの」を大切にする、押しつけがましくないスタンプラリーです。

企業とお客様の間で、良好且つ中長期的な関係構築を目指すのであれば、これまでの「何を買ってもらいたいか・使ってもらいたいか」という企業視点のアプローチから脱却する必要があります。新たなアプローチは、お客様が「何を買いたい・使いたいと思っているのか」を理解して寄り添うことです。

これは、「ひとりひとりを独自の個性がある存在として扱う」 「個々人で趣味や嗜好が異なる」ことを大前提に据える、ということを意味します。

個々のお客様の購買行動から、その人のニーズや嗜好を類推し、その人に合わせて最適な購買体験をご提案する。また、その提案に対するお客様の反応を踏まえ、さらに ”個客” にフィットしたご提案内容へと繋ぐ。

これは、データを最大限に活用(DX)した、顧客体験の最適化(UX)を実現していると言えます。

適用可能な業種・業態は広範

マイグルの適用領域は、極めて広範囲に渡ります。以下に、業種業態ごとの活用アイデアを例示しましょう。

  • ショッピングセンター、モール、百貨店、複合商業施設:入居するテナントを「スタンプ」として、施設内回遊を促進
  • 多店舗展開型の小売・飲食店、グルメサイト:複数のお店「スタンプ」として、ライフシーンに合わせて各店舗を使い分けていただくことによるロイヤリティ向上
  • 旅行代理店、トラベルサイト:ホテルや旅館を「スタンプ」として、いろいろな観光地への旅行を促進
  • 複合サービス事業グループ:自社グループ内の各種サービス(ホテル、小売、レジャー施設等)を「スタンプ」として、グループ内消費・利用を促進

・・・などなど、多種多様な事業形態における、お客様/ご利用者様の回遊促進・ロイヤリティ向上にご活用いただけます。

尚、本サービスの特徴として、お客様が使えば使うほど、より一層、お客様の好みに合った商品・サービスを「スタンプ」としてご提案することが可能ですので、早期に導入し、お客様/ご利用者様との中長期的な関係構築の足掛かりとしていただくことをお勧めしています。

【マイグル】の詳しいご説明はコチラ

導入事例のご紹介

西日本旅客鉄道(JR西日本)グループの「JR西日本SC開発」様にて、ご導入いただきました。詳しくは、下記、日経クロストレンドの記事をご参照ください。

日経クロストレンド「JR西日本 “スタンプラリー”に隠されたデータ活用の深慮遠謀」 (2020年03月16日 公開)

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00344/

【マイグル】の詳しいご説明はコチラ

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