本記事は、株式会社ギックスの運営していた分析情報サイト graffe/グラーフ より移設されました(2019/7/1)
目次
郵便局のホームページから郵便番号情報を取得する
郵便番号から住所に変換する方法は、最近のWindowsの日本語変換(Microsoft IME)、Google検索などで行うことが可能ですが、クライアントから郵便番号のみをExcelなどで提供された場合、郵便番号情報があれば、Excelの関数(VLOOKUPなど)を使用して住所変換が行えるため、郵便番号情報を使用する場面は多いです。
郵便局のホームページから郵便番号情報を取得する
郵便局のホームページのトップ画面の広告の下の「郵便番号を調べる」ボタンをクリックし、郵便番号検索ページの「郵便番号データのダウンロード」リンクから郵便番号情報をダウンロードできます。ファイル形式は、CSVファイル、PDFファイルの2種類あり、ダウンロード単位は、都道府県別、または全国一括です。また、CSVファイルの場合、カナの表記方法でカタカナ、カタカナ(促音・拗音を小書きで表記しない)、ローマ字表記が選択できます。
ダウンロードできる郵便番号情報の中で重要なのは「事業所の個別郵便番号」です。これは、市役所や学校、オフィスビルなどの大きな施設で固有で付けている郵便番号です。これらは、Google検索などで検索できない特殊な郵便番号です。
郵便番号CSVファイルをExcelで開く
ダウンロードした郵便番号CSVファイルを開くときには、注意が必要です。郵便番号には「0」から始まる郵便番号もあるため、そのまま、CSVファイルをExcelで開いた場合、郵便番号が数値形式として扱われ、先頭の「0」が潰されて表示されます。CSVファイルを開く際は、Excelの「外部データ取込」-「テキストファイル」を使用し、郵便番号の列を文字列として取り込んでください。
郵便番号CSVファイルから郵便番号検索を行う
ダウンロードした郵便番号CSVファイルにはタイトル行はありません。各項目(列)に登録されている内容については、ダウンロードページに記載しています。なお、下記が2015/05/20現在の項目の内容です。
- 全国地方公共団体コード(JIS X0401、X0402)
- (旧)郵便番号(5桁)
- 郵便番号(7桁)
- 都道府県名
- 市区町村名
- 町域名
- 都道府県名
- 市区町村名
- 町域名
- 一町域が二以上の郵便番号で表される場合の表示
- 小字毎に番地が起番されている町域の表示
- 丁目を有する町域の場合の表示
- 一つの郵便番号で二以上の町域を表す場合の表示
- 更新の表示
- 変更理由
また、郵便番号検索は、郵便番号の上3桁だけでの検索も行えます。上3桁で郵便番号検索を行う場合、検索する郵便番号に「0000」を付加して検索すします。例えば、郵便番号「060」を検索する場合、「0600000」として検索すると「北海道札幌市中央区」が取得できます。ただし、全ての郵便番号が上3桁で検索できるとは限りません。