ギックス総研/幸せの国ブータン

ギックス総研レポート/幸せの国ブータン

最近、何かと話題の「幸せの国　ブータン」について、ギックス総研でソーシャルリスニングを行いました。

ブータンの基礎情報、みなさんはどの程度ご存知でしたか？経済成長率8.5%だがインフレ率も高いことがわかります。公用語が「ゾンカ語」とのことですが、どんな言葉なのかイメージが付きませんね。

データ取得期間中は、特に大きなイベントもなく、1日300ツイート程度で安定。

ブータンという言葉を含むツイートには、国王、日本、幸せ・幸福、国土 という言葉の出現数が多い。

「ブータン」「国王」を含むツイートでは、2011年11月の訪日時の国会での演説についての話題が多く、その内容を「マスコミが意図的に削除して報道した」という声が多い。

「ブータン」「日本」を含む話には、あるブログサイトに記載された「有機農法」の話題のRTが多い。福島県の三春滝桜の寄贈についても盛り上がりが。

「ブータン」「幸せ・幸福」を含むツイートでは、”基準”がなんなのか、というところが論点に。”幸せさ”について日本と比較する人も多い（勝ち負け判断は人によって異なる）

「ブータン」「国土」を含むツイートでは、「ブータンの国土の2割が中国によって奪われている」というSAPIOの記事に関するものが大半。

ブータンに関するソーシャルリスニングを行った結果、筆者の知らない側面が沢山みえてきました。「日本に対する好意的な立場」「大きく経済成長」「難民が非常に多い」「中国との領土問題」など。（ちなみに「ビンタ」を含むツイートが27件あったことも最後に申し添えさせていただきます。）