ミュージシャンとファンをつなぐ推し活にも!?広がる「マイグル」の利用シーン

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JAZZTOMO_report

「マイグル」は年間300件を超えるキャンペーンに活用されているツールです。これまでは全国各地の商業施設様や観光事業者様に導入いただき、スタンプラリーやデジタル抽選会などの施策を実施するプラットフォームとしてご利用いただいています。

商業施設様などを中心に広がってきた「マイグル」ですが、昨今は「マイグル」の機能を活用した新しい使い方も生まれてきています。今回ご紹介するのは、地域の音楽イベントへの来場頻度向上やミュージシャンとファンが交流する機会を創出することを目的に、2024年4月に誕生したアプリ「JAZZ TOMO♪」です。

この「JAZZ TOMO♪」が「マイグル」の機能を活用し、どのように使われているのか?今回は日本橋兜町を舞台とするライブイベントでの様子をご紹介します。

「JAZZ TOMO♪」を支える仕組み、「マイグル」とは?

今回レポートするイベントは、日本橋兜町にあるB by the Brooklyn Breweryで行われた「UnderJazz」。毎月第一火曜日に、新進気鋭の次世代ミュージシャンが登場する音楽イベントの1つです。

ここで利用されているのが、ジャズライブに参加する方を対象としたスタンプラリーアプリ「JAZZ TOMO♪」。

スタンプラリーに参加いただくと、ライブハウスへの入店、音楽イベントへの参加、演奏後のミュージシャンとの交流の3つの方法でスタンプを集めることができます。自分の推しのミュージシャンのスタンプを自分のスタンプシートに貯めることができ、ミュージシャンと直接交流する機会が得られる、スタンプが貯まれば「Jazz Beginner」などのランクが付与されるなど、ファンにとってJAZZライブを楽しむ新しい体験が生まれます。

ミュージシャンにとっても、イベントの参加者と直接交流することで、新しいファンの獲得につながるほか、アプリ内に表示されるミュージシャンページに自身の情報を掲載することで、集客や宣伝として活用することができます。

また、ライブハウスやイベント主催者は、指定のスタンプを集めた方への特典を設定することができます。イベントへの集客を活性化させるために、ドリンクチケットやミュージックチャージの割引を行ったり、スペシャルコンテンツのダウンロードなどをプレゼントするなど、自由にカスタマイズが可能です。

「JAZZ TOMO♪」は、これらの機能を活用し、JAZZやミュージシャンをもっと身近に感じてもらうことで、イベントへの参加頻度の向上やファンサービスの活性化と効率化を実現しています。
https://jazztomo.jazzybiz.co.jp/

実はこのアプリの裏側を支えているのが、当社が提供する「マイグル」です。様々な”シカケ”により行動変容を促すミッションクリア型コミュニケーションツール「マイグル」が、商業施設での買い回り促進、観光地での周遊促進など、300以上のキャンペーンから得た「スタンプラリーキャンペーンの企画・運営を行う機能・ノウハウ」を用いて誕生したのが「JAZZ TOMO♪」です。

それでは実際にイベントでどのように「JAZZ TOMO♪」が使われていたか、一緒に見ていきましょう。

現地で体感!日本橋兜町のジャズイベントの魅力

イベント当日、マイグル開発チーム一行は日本橋兜町に足を運びました。会場は、歴史的な建物が立ち並ぶ風情ある日本橋エリアで1923年に建てられたビルをリノベーションしたK5というHOTELの地下一階「B by the Brokklyn Brewery」。週の半ばにもかかわらず、会場には多くの方が来場していました。毎月、実力派ミュージシャンが出演し、Under Jazzの名にふさわしいUnder GroundでFunkyな楽曲が演奏されているようです。

開演時間になると、ステージにミュージシャンの方が登場し、素晴らしいパフォーマンスを披露してくださいました。

イベントの1st Stage終了後に配布されるQRコードを読み込むと、「JAZZ TOMO♪」のイベント参加スタンプを獲得できました。後半の2nd Stageも大盛り上がりの中終了し、大きな拍手が送られました。

ミュージシャンとの距離が縮まる特別な瞬間

ライブ終了後、ミュージシャンはステージを降りて客席を回ります。私たちの席にも「このQRコードを読み取ってください」とスマートフォンの画面を見せてくれました。

LINEアプリをダウンロードしている方であれば、QRコードにアクセスすると、スタンプラリーシートの画面が現れ、先ほど演奏した方のスタンプを簡単に押してもらうことができます。画面を操作する間、演奏の感想や日頃の活動など自然と会話が生まれました。

実はこのアプリを私たちが開発していますとお伝えすると、「必要に迫られないと、なかなかお客様から声はかけづらい様子で。本当はもっとお話したいと思っていたので会話のきっかけになり嬉しい」という感想をいただきました。。

私たち以外の席でもミュージシャンと参加者の間で同じように会話が生まれていて、“ミュージシャンとファンをつなぐ”という「JAZZ TOMO♪」のミッションを「マイグル」がサポートできているという実感を持てた、開発者冥利に尽きる時間でした。

筆者は「イベントの参加スタンプ」に加えて出演者全員分のスタンプを一晩で獲得することができました。素敵な演奏と美味しい食事とお酒を仕事終わりに楽しめる、非常に満足度の高いイベント。これは通いたくなる方も多いのではないでしょうか。

ヘビーユーザーとイベント主催者が語る、「JAZZ TOMO♪」の魅力

さらに「JAZZ TOMO♪」の使い心地について、イベントの出演者であるミュージシャンの中山拓海さんに伺ってみました。。中山さんは日本橋兜町のイベントに多数出演され、「JAZZ TOMO♪」で最も多くの参加者の方にご自身の「ミュージシャンスタンプ」を届け、このアプリを使って多くのファンの方と交流してくださっています。

JAZZ TOMO♪は兜町のジャズイベントからスタートしたアプリという事もあり、兜町のジャズシーンでは特に重要なツールとなっていると感じます。アプリがあることで休憩中や終演後に気軽に声をかけてくださる方が増えました。また直前に他ライブでスタンプを貰ったミュージシャンの話題になることもあり、ジャズローカルコミュニティのファンとミュージシャンを繋げるきっかけにもなっています。
そういった作用からアットホームな雰囲気が生まれ家族で参加されるファンも増えてきています。「今日は両親を連れてきました」という方も出てきて、アプリの影響から嬉しい副次的効果が生まれています。
今後、ただスタンプが溜まるだけでなく具体的な特典が付くとさらにファンの皆さんとの繋がりが深まるかと思います。今後ともぜひ使わせていただきたいです。

兜町一帯の音楽イベントの主催・運営を行うJazzy Business Consulting株式会社 代表取締役 東海林 正賢さんからも以下のようなコメントをいただくことができました。

はじめるまではうまく使っていただけるか不安でしたが、LINEのミニアプリであることから、ほぼ全ての方が気軽に利用してくれます。素晴らしい演奏を楽しんだ後の余韻が残っている中で、演奏者に間近で感想を伝えられることは、観客にとって特別な体験となりますし、ミュージシャンにとっても、直接色々な声を聞くことができる嬉しい瞬間となっています。観に来てくださる方々もミュージシャンのスタンプを入手できることを大変喜んでいただいており、嬉しそうにスタンプを眺めている姿が印象的です。

最近では、もっと多くのお客様とコミュニケーションしていただきたいと思いつつ、個々のお客様との会話が盛り上がり過ぎてしまい、他のお客様を待たせてしまうこともしばしばです。総じて、イベント全体の満足度の向上につながっていることは間違いありません。

LINE公式アカウントの友だち登録をいただいているお客様には、次の演奏会のご案内をLINEで送っています。JAZZ TOMO♪を導入してから明らかに集客力がUPしており、おかげさまで2024年5月以降は予約で満席の状態が続いています。

今後はユーザーの行動を分析した上で、レコメンドやクーポンを使って兜町以外のイベントでもミュージシャンの集客が効率的に行えるようになればと思っています。

「マイグル」を活用した「JAZZ TOMO♪」は、ファンとミュージシャンをつなぎ、音楽イベントに新たな体験を加える一助となっている様子が見て取れました。全国のジャズ以外の音楽イベントにも活用いただける「JAZZ TOMO♪」。ご興味を持っていただいた方はぜひお問い合わせください。

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