株式会社TRAILBLAZERを「非公式」に語る

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Blog_TRAILBLAZER

弊社ギックスは、2023年10月に、西日本旅客鉄道(JR西日本)様との合弁会社である「株式会社 TRAILBLAZER 」を設立しました。

弊社からは、TRAILBLAZER社に出資するとともに、取締役として弊社(ギックス)執行役員の加部東大悟(かぶとだいご)を派遣しています。本日は、加部東 TRAILBLAZER 取締役に、ギックスの役割と狙いを聞きました。

デジタル人材が、変革の鍵

インタビュアー(以下、質問):
本日は、ギックスの執行役員という立場と、TRAILBLAZER社の取締役という立場の二つの顔を持つ加部東さんに、お話を聞いていきたいと思います。よろしくお願いします。

TRAILBLAZER取締役(兼 ギックス執行役員) 加部東大悟:
はい、よろしくおねがいします。ギックスの立場の時は右手を上げて、TRAILBLAZERの立場の時は左手を上げることにしましょうか。

質問:
とてもありがたいのですが、記事にしたときに分かりにくいので、勘弁してください。あと、漢字変換が面倒くさいので、カブトとカタカナ表記でいいですか?

カブト:
失礼過ぎるでしょ。笑

質問:
今回は、年末のブログ強化期間ということで、あまりカッチリしないというか、オフィシャルじゃない感じで進めさせていただきたいなと思っていますので、ご容赦ください。笑
それでは、早速、お話をお聞きしたいのですが、TRAILBLAZERは、どういう狙いで、何を目指している会社なのでしょう?

カブト:
きっと、本当にカタカナで私の名前を書いてるんだろうな・・・と思いつつ、ちょっと真面目に答えますね。
プレスリリースで出ている通り、「JR西日本グループの事業共創をデジタルの力で支える」ということが大きな方向性です。JR西日本グループは、非常に大きな組織です。運営する事業も多岐にわたるコングロマリットです。この大きな企業体が、まさに今変わろうとしている。変革の時を迎えている。それを実現するためには、デジタルの力が必要です。それを、ぐいぐいと牽引していく役割が、TRAILBLAZERには求められていると思います。

質問:
ありがとうございます。それを実現するために、どういう取り組みを行っていくことになるのでしょうか?

カブト:
人材が勝負だと思っています。いわゆる「デジタル人材」を採用し、育成していく。理想的には、JR西日本グループの様々なビジネスとその業務内容を深く理解する、弊社役員の書いた書籍「仮説とデータをつなぐ思考法」でいうところの”英字のData Scientist”的な役割を担っていくことだと思うんですよね。
ただ、いきなり全員が、そういうスーパーマンにはなる必要は無くて、データを理解してうまく取り扱うとか、業務課題を深く理解するとか、JR西日本グループのDXの方向性を描くとか、ITインフラを充実させるとか、あるいは、デジタルを活用した新規事業の立ち上げに取り組むとかいうような、いろいろな役割を分担して果たしていくことになります。
そういう優秀で、やる気に満ち溢れた人材をたくさん採用して、それぞれの得意な領域でご活躍いただくことで、JR西日本グループがどんどん成長するための原動力になっていただきたいと考えています。

ギックスは「育成」でご支援

質問:
なるほど。デジタル人材は昨今、いろんなところで注目されていますよね。さて、そういう会社を作り上げていくにあたり、ギックスはどういう役割を果たすのでしょう?

カブト(右手を上げながら):
よくぞ聞いてくれました。ギックスのカブトです。笑
ギックスは、そういう人材を育成する部分で、ノウハウやアセットを提供していく役割を担います。

質問:
昨年のブログマラソンにあった、【ギックスの人材育成は「アセットベース」】のアレですね。

カブト:
そう、ソレです。

質問:
さぼらないで、ちゃんと説明してください。

カブト:
ご、ごめんね。怒らないで。
ギックスは創業して以来、ずっと「データ分析」「データ活用」に力を注ぎ続けています。その領域における、初期のビッグクライアントはビューカードさんで当時400万会員の何億件というクレジットカードの利用明細データを分析するということをやっていました。そのほかにもいろいろな業界の、大量のデータ、あるいは複雑なデータを分析するということを行ってきました。
そうした中で、分析ノウハウとか、分析ツールとかアルゴリズムとか、そういうものがたくさん作り上げられてきました。これを「アセット」と呼んでいます。

質問:
そうやって蓄積してきたアセットを使って、効率的に育成するわけですね。

カブト:
その通りです。新しいプロジェクトに入った際に都度都度、イチから考えて分析するのではなく、一定の「考え方」に則って分析プロジェクトを進めるのがギックスのやり方です。この「考え方」の部分を、しっかりとした教育コンテンツに落とし込んだのが、この創業以来10年間の大きな成果です。
育成方針に則ってトレーニングを行うことで、分析経験に乏しい人であっても、短期間で戦力化することができるのがギックスの一つの強みです。
こうしたアセットと育成ノウハウを、しっかりと提供することで、TRAILBLAZER社の人材を早期に戦力化し、JR西日本グループへの価値貢献を実現していくことがギックスの役割だと思っています。

質問:
ありがとうございます。良く分かりました。もう、右手を下ろしてもらっていいですよ。

カブト:
とっくに下げてるわっ 笑

”西”から変える

質問:
TRAILBLAZER社が立ち上がって、2ヶ月と少しが経過しました。会社としては、どういうフェーズなのでしょう?

カブト:
積極的に採用をしている段階です。優秀な方にどんどん参画していただいて、組織を立ち上げていくフェーズですね。ギックスの立ち上げ期・黎明期を思い出す、とギックスの創業役員が口をそろえて言っています。チャレンジングですが、わくわくするフェーズです。

質問:
カブトさんは、取締役として参画しているわけですが、会社の雰囲気はどういう感じなのですか?

カブト:
社長の奥田さん、取締役の宮崎さん、担当部長の橋場さん。みなさん、とても良い人です。柔和で人の気持ちを慮る。そして、ウィットに富んでいて話が面白いんですよね。
私は、当然ながらJR西日本で働いたことが無いのですが、勝手な印象で言うと、皆さん良い意味で「JRっぽくない」と見えてます。まさに変化を牽引するトレイルブレイザー(先駆者・開拓者)だと思います。ミッションとして掲げている「GO WILD WEST!」や、バリューとして掲げている「伸びしろしかない」「西からいこか」「はよやろう」を体現している人たちです。

質問:
設立直後に公開された記事「TRAILBLAZER奥田社長×ギックス網野CEO対談」からも、奥田社長の開拓者精神が伺えますよね。

カブト:
その対談で、網野さんが言っていますが「重厚長大の”対極”に位置するグロース企業、ベンチャー企業のDNAをTRAILBLAZERに注入する」のが、私が取締役として参画させていただいている目的だと思っています。ただ、少なくとも現時点で入社・所属されている皆さんに関しては、既に強いベンチャー・スピリットをお持ちだと感じますね。
ちなみに、立上げ直後から中核メンバーの採用も進んでいまして、経験豊富なディレクター級の人材も入社しているんですよ。とても優秀な方なんです。本当に、すごい速度でチーム力が高まっています。

質問:
素敵な人たちに囲まれた、素敵な雰囲気の会社ですね。では最後に、なにか良い感じの話で〆てもらっていいですか?

カブト:
凄い雑な振りじゃない?ギックスのインタビュー記事、普段からこんな感じだっけ?私の扱いだけひどくない???(笑)

質問:
・・・

カブト:
あ、はい。わかりましたよ。そんな目で見ないでよ。笑

全力採用中です!(TRAILBLAZERも、ギックスも)

カブト:
何か最後に、と言われると、やっぱり「採用」の話になりますよね。
TRAILBLAZERは、絶賛採用中です。様々な職種で、様々なケイパビリティの人を募集しています。「JR西日本グループの事業共創をデジタルの力で支えるぞ!」という気概のある方は、ぜひ応募してください!TRAILBLAZERの役員・社員および、業務で関係するJR西日本社員のインタビュー記事も公開されていますので、ご一読いただけると嬉しいです。
ちなみに、ギックスも全力で採用していますので、そちらも是非、検討していただきたいです。TRAILBLAZERもギックスも、どちらも面白い会社ですし、それぞれ良いところがあります。そして、どちらも人材を欲しています。
ぶっちゃけ、両社のどちらでもいいです。とにかく、他の会社じゃなくて、どちらかに入って欲しいです!笑

質問:
両手を上げながらのまとめ、ありがとうございました!

カブト:
二つの立場を同時に話しているわけだから、両手を上げるしかないよね。って、上げてないわっ笑

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