投稿のPD”C”A|マーケティングストラテジストの考える「Facebook運用」
- TAG : Strategy & Art | TEAM CMO | 企画部視点のFacebook運用
- POSTED : 2014.04.09 09:00
f t p h l
投稿しっぱなし、で終わらないために何をすべきか
【本特集では、Facebook運用の鍵となる「企画部」の皆さんが最低限知るべきFacebookページの知識を、マーケティングストラテジストの観点で解説していきます】
前回までお話ししてきたのは「どんな投稿にするか」「文章にして投稿する」ということで、PDCAでいうとPlan→Doに相当しますが、今回は「Check」を中心にお話ししていきたいと思います。(尚、「Facebookの位置づけ」を「Plan」、「投稿」は「Do」と言う考え方もありますが、今回はあくまでも「投稿」のPDCAとご理解ください)。
FB投稿における”Check”とは
では、FBページの投稿におけるCheckとは、あるいは、そもそものPDCAとは何でしょうか。過去の投稿にてご説明した「どんな人の、どんな反応が欲しいか」がPlanであり、「そのためにどういう文章・画像などで訴えかけるか」がDoになります。従って、Checkでは「狙い通りに反応してくれたか」を確認することが需要です。その結果、必要に応じて、投稿内容の作り方を変えていくことが望ましいでしょう。
では、そのCheckにおいて、「企画部」の皆さんは何を確認すれば良いのでしょうか。
Facebookには「インサイト」という機能があり、様々な指標を確認することができますが、企画部の皆さんの視点で確認すべき事項を定義すると、以下の3つとなります。
- ページの地力が伸びているか=ページのいいね!数(ファン数)の推移
- どれくらい人がきてくれているのか=チェックインの状況
- 投稿がウケているのか=投稿ごとの交流度のチェック
知るべき事 は何か
企画部の皆さんが、「Facebook運用だけ」を担当業務としてお仕事されることはマレだろうと思います。ですので、まずは上述の3つに絞って、定期的にチェックすることをおすすめします。(運用しながら、必要に応じて&自分のリソース状況に鑑みてチェック項目を増やしていけばよいのです)
【ページの地力】というのは「基本的な情報伝播力」です。Facebookページに投稿した際に「(ポテンシャルとして)どれだけの人に届くか」ということが重要です。その一番ベースになる指標は「ページに対するいいね!の数=ファン数」ということになります。(ファンになるとはどういうことか、はコチラの記事の「Webページと何が違うのか」をご参照ください)実際には、いいね!をしている人”すべて”の手元に無条件で情報を届ける事はできないのですが、いいね数=伝播力という基本的な構造は揺らぎません。
【アクセス数】は、いいね!でのチェックを補完する意味で重要です。「わざわざ、Facebookページに来てくれた人がどれくらいいるのか」という指標ですので、通常のWebページと同様だと捉えていただければと思います。(どの情報を見ているのか、どういう経路で訪れてくれたのか、などが分かります)
【交流度】は、Facebook上でのユーザーの「アクション」を把握する指標です。投稿の写真をみてくれたのか、リンク先のwebページ(例えば、自社サイトの商品一覧のページ)を訪問してくれたのか、あるいは、投稿に「いいね!」をしてくれたのか、などで「ウケたかどうか」を理解することができます。
次回は、上記それぞれについて、少し詳しく掘り下げていきたいと思います。
参考:インサイト”機能”をお知りになりたい方は・・・(他社サイトのご紹介)
本記事は「企画部」の皆さんを対象としておりますので細かな機能の説明は致しませんが、「Facebookのインサイト”機能”」をより深く知りたい場合は、例えばHivelocity社の「Facebook の 新しいページインサイト(Page Insight)がすごい!」などをご参照いただければと思います。
(本特集の記事一覧はコチラから)
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