情報収集のためのGoogle検索ページの使い方 | 分析環境の作り方

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本記事は、株式会社ギックスの運営していた分析情報サイト graffe/グラーフ より移設されました(2019/7/1)

分析のため、インターネットで最新の情報を得る

分析を行う際に業界についての情報収集のため、インターネットで検索を行うことが多いと思いますが、有効に活用できていますでしょうか。検索窓に検索したい文字列を入力する際に工夫をする事で欲しい情報により近づくことが出来ます。今回は確認の意味を込めてGoogleを例に3つの検索方法を紹介していきます。

A:複数の単語で検索を行うAND検索

初めに、検索を行う手法としてもっともメジャーな検索手法であり、誰もが意識をせず使うことのできているAND検索について紹介をします。
AND検索とは、検索窓にスペース区切りで複数の単語を入力して検索を行う方法です。知りたい情報の単語を一つだけで検索するのではなく、欲しい検索結果に関連した単語を追加で入力することで入力したすべての単語を含むページを検索結果として表示することが出来ます。例えば「サイゼリヤ」と検索を行った場合、大手チェーンのサイゼリヤのWebサイト、近隣の店舗の地図が上位に表示されます。

次に、「サイゼリヤ 人気メニュー」で検索を行います。検索結果には「サイゼリヤ」「人気メニュー」の2語含んだWebページが検索結果の上位に表示されるようになりした。

このように、AND検索では検索に使用した単語すべてを含むWebページを検索結果の上位に表示することが出来ます。

B:不要な情報を避ける NOT検索

検索を行った際に古い情報が表示される、同じ言葉でも全く関係のないジャンルの検索結果が表示された経験はないでしょうか。そのような不要な情報を除いて検索を行いたい場合に用いるのがNOT検索になります。
下図の通り「ファミリーレストラン」一語で検索を行うと、上位にWikipediaのページが表示されます。

今回は「Wikipedia」という単語が入ったページを避けて検索をします。その場合は「ファミリーレストラン -Wikipedia」と検索を行います。その結果、先ほどまで上位に表示されていた「Wikipedia」が含まれるページが検索から除かれました。

このようにNOT検索は不要な情報を除外する場合に非常に有効な検索方法です。

C:厳密に検索を行うフレーズ検索

フレーズ検索は検索したい複数の単語を「”(ダブルクォート)」で囲むことにより、入力した単語を単語の間に存在するスペースなども考慮して完全一致しているWebページを検索結果として表示します。AND検索ではスペースは検索の要素ではなく単語の区切りとして扱われるため、フレーズ検索はAND検索より厳格に絞り込みを行う為の検索方法といえます。
例として「”big mac”」と「big mac」で検索結果を比較します。同じ単語で検索をしていますが上位に表示される検索結果は異なるといった結果になりました。ダブルクォートで囲われている場合は、単語間のスペースも含んで完全一致した文言の存在するwebページを検索の上位に表示しています。

英語の文章を正確に検索する方法である為、曲名やブランド名などの英語の文章で構成された”モノ”を検索する場合に有効な手段です。

情報を絞り込むために検索方法を考える

今回ご紹介した検索方法を意識して使用することで、より自身の欲している検索結果をより絞り込んで得られることと思います。今回ご紹介したもの以外にもワイルドカードを使用しての検索や、単語の意味を調べる「とは検索」など多くの方法があります。これらの手法を用いることによって絞り込みが出来るようになります。検索結果を絞り込むことによって分析対象業界の情報を正確に得ることにより、より精度度の高い分析を行いましょう。

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