コロナ禍におけるD&Sチームのリモートワーク活用記

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eyecatch

この記事は GiXo アドベントカレンダー の 15 日目の記事です。
昨日は、Business Planning Div. 紹介でした。

はじめまして、Design & Science Div.の田原です。
DIコンサルティング事業での分析業務、およびDIプロダクト事業の運用業務を担当しております。
本日は、実際の業務……ではなく、
このコロナ禍において、 GiXo ではどういった働き方をしているのか?
についてご紹介をさせて頂ければと思います。

私は2020年4月にGiXoに入社致しました。
ちょうど一度目の緊急事態宣言が発令され、世の中でコロナへの緊張感が最初に高まった頃です。
GiXo でも同時期より、リモートワークがスタートしました。

こんにちは、リモートワーク

2020年4月、入社初日にオフィスに向かうと、社員は2-3名ほどしかおらず、他の方はすべて在宅業務となっていました。
出社されている社員からPCの貸与及び入社に関する案内を受けた後、実際の業務説明については、テレワーク中の社員からZoomで説明を受ける形式で実施。翌日からは私も出社を控え、自宅での作業を開始することとなりました。
ちなみに次に出社したのは9月頃です。入社直後から約半年間、自宅にこもったままでした。見事に太りました(でも甘いものは捨てられません)。

Design & Science Div.に所属する社員は、入社後にSQLやTableauの基本的な取扱いを学ぶトレーニングに入ります。また、PC内の環境構築も必要です。
このトレーニングや環境構築につきましても、当然リモートで行うことになります。
社内wikiに纏められている内容を確認・理解した上で、適宜Zoomを繋いでトレーニングを実施いただきました。
ちなみに私はこの時環境構築を手伝ってくださった先輩社員に、まだリアルでお会いしたことがありません。
来週機会があり、ついに初対面の予定です。とても楽しみです。

トレーニング完了後は実際の案件にアサインされ、分析業務を担当します。この段階でもトレーニング時と同様、社内wikiやSQL中の記載を見て案件の内容を理解しながら業務を進めていくことになります。
私も気が付けば入社から一年半、途中で昇格も挟みながら、GiXoの一員としてミッションに取り組んでおります。

……と、ここまで書いて、我ながら本当にすんなりとリモートワークに馴染めたな、という印象です。
また、周囲の先輩社員を見ていても、対面で仕事をするのと同じくらい密にコミュニケーションを取って、正確に迅速に仕事を進めているように見受けられます。
聞けば、当社で本格的なリモートワークが始まったのは、私が入社するほんの一ヵ月前からとのこと。
なぜ、新入社員の私すらすんなりとリモートワークに馴染むことができたのでしょうか?

リモートワークを支える文化と仕組み

ここでは、私の考える、(こうだから、新入社員でも早くリモートワークに馴染めたのかな?)という弊社の文化や仕組みについて、紹介させていただきます。

コミュニケーション手段の充実

まず最初に、Slack等で積極的にコミュニケーションを取る文化が既に社内で醸成されていたことが挙げられます。
各プロジェクトについて活発に議論を交わすのはもちろんのこと、個人が自由に、仕事に関係のあることもないことも何でも書き込める場所があり、そこで他の社員とコミュニケーションを取ることが可能です。
また、Slack以外にも、Zoomを始めとした音声コミュニケーションや、カジュアルに通話ができるサービスを駆使し、互いが同じ場にいるかのような距離感で仕事を進めることができます。

キャッチアップ体制の充実

前述の通り、D&Sチームの新入社員は、入社直後はトレーニング期間があり、チームで扱うツールやSQLについて徹底的に教わります。
この際に、ただやり方を教わるだけではなく、GiXo 特有の考え方やマインドセットについても伝えられていたんだなと、今になって実感することがよくあります。
入社まもなくの時期にじっくりと時間をかけて教わることで、実際に案件に加わった時、スムーズに業務を遂行できるようになりました。

リモートワーク環境の構築支援

分析を迅速に行うため、弊社では高機能のPCの貸与が行われております。
それに加えて、モニター、ディスプレイ、Dock、iPad air等の貸出も行っており、
自宅でもオフィスと遜色ない環境で業務を行えるよう、支援体制が整えられています。
(バックオフィスの皆様、いつもお世話になっております。ありがとうございます。)

リモートワークのメリット・デメリット

GiXo ならではの風土の後押しもあり、ひとり自宅にこもっていても、仕事に取り組める様になりました。
そんな生活を約1年半続けて、リモートの方が良いな!と思うこと、やっぱり対面でのほうが良いなと思うことも少しずつ見えてきましたので、そちらもご紹介させて頂ければと思います。

リモートワークのメリット

  • 出社しなくてもよい(満員電車に乗らなくてもよい)
  • 自分の時間を有意義に使える

当たり前なのですが、出社しなくてもよいのです。6時に起きて、7時の電車に乗り、人にぎゅうぎゅうに押され、会社の最寄り駅まで着いたころにはもう体力ゲージが半減……なんて思いはもうする必要が無いのです。
なんて素晴らしい。もう週5日で出社する生活には戻れません。

また、通勤時間がゼロになったことで、その時間を有効活用することも可能です。
自己研鑽に使うもよし、家事に使うもよし、はたまた趣味に使うもよし。
社会人にとって時間は本当に貴重です。24時間を有意義に使っていきましょう。
(個人的には、すでに通勤時間を自己研鑽や読書に使っている社会人の皆様をとても尊敬しています。私は大抵、窓の外をぼーっと見ているばかりです)

リモートワークのデメリット

  • 雑談の機会がなく、社員の実際の人となりがよく分からない
  • 生活にメリハリがなく、集中力が低下する

ひとつめは、社内のフルリモート化と同時に入社したために感じたことです。
そもそも先輩社員の顔と名前が一致しない(Slackのアイコンが頼りです)。また、Slackの投稿等で考え方や趣味嗜好はうかがえますが、実際に対面でお話ししたことが無いため、人となりの把握が遅れてしまうことがありました。
オフィスでのさりげない雑談も、働く上では重要なんだなとしみじみ実感しました(もちろん、喋り過ぎはよくないです!)

家で仕事もするし生活もする。ライフスタイルに合わせられるのは本当に良いことなのですが、
同時に仕事と生活の境目が曖昧になり、オンとオフの切り替えをしにくくなると感じました。
その結果、仕事をしていても洗濯の状況や晩御飯の準備が頭をよぎったりします。脳を完全に分割してしまいたいです。

まとめ

入社してからのリモートワーク生活についてつらつらと書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
これまでの生活を経て、私は現在、週一程度出社、他の日はリモート、という生活に落ち着きつつあります。
周囲を見渡せば、高頻度で出社する社員もいれば、毎日自宅から仕事をする社員も居たりと、個人のスタイルに合わせて働き方を選択している様に見受けられます。

こういった柔軟な働き方ができるのも、GiXo のひとつの魅力かなと感じております。
この記事が、こういう働き方をしている会社もあるんだよ、というひとつの参考例となれば幸いです。
この記事やここまでのアドベントカレンダーを読んで、GiXoの事業内容やワークスタイルに興味を持ってくださった方、ぜひ採用情報からご連絡ください。

明日は「DIとDXは何が違うんでしたっけ?(1)」を公開予定です。


Yukiko Tahara
Data-Informed 事業本部 / Design & Science Div. 所属
何か月かに一度のアフタヌーンティーが日々の楽しみ。翌日の激しい胃もたれまでがワンセット。

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