元ゆこゆこホールディングス社長の吉田周平がギックスに参画

株式会社ギックス（本社：東京都港区、代表取締役CEO：網野知博、以下：当社）は、当社の主要事業のひとつである「マイグル」の推進を目的に、2025年3月より吉田周平（以下、吉田）がエグゼクティブ・ディレクター／マイグル事業統括として参画したことをお知らせいたします。

■参画の背景
当社は「あらゆる判断を、Data-Informedに。」(※)をパーパスとして掲げ、企業・事業者が自社の顧客の行動や特性を理解し、ビジネスに活かしていくための支援をしています。

また、当社が提供するミッションクリア型コミュニケーションツール「マイグル」は、商業施設の買い回りや観光地の周遊促進等を目的としたデジタルスタンプラリー形式キャンペーンの実施・運営・管理プラットフォームです。オンラインと比較し取得難易度が高いオフラインの施設や店舗での利用・回遊行動等のデータの取得・蓄積・分析が可能で、各種施策のPDCAを実現します。

(※)Data-Informed / データインフォームド：経験、勘、度胸などを踏まえた人間の判断を、データを用いることにより従来よりも論理的かつ合理的なものにアップグレードするという行動様式

このたびエグゼクティブ・ディレクター／マイグル事業統括として参画した吉田は、大手外資系IT企業や大手旅行情報サービス企業など幅広い分野での経験を有し、マーケティングの力で企業をリードしてきた経営のプロフェッショナルです。

今後はマイグルの営業・CS・マーケティング等のビジネス領域のマネジメントを担当し、クライアント企業が「顧客理解」を深めるための支援体制を強化するとともに、当社の中長期的な成長に向けて尽力していきます。

■吉田周平 コメント
この度、株式会社ギックスにマイグル事業統括責任者として参画することになりました。

私が以前社長を務めたゆこゆこのコアコンピタンスは、コンタクトセンターの「会話力」でした。オペレータはお客様との会話の中から、その方の特徴や趣味趣向を推察して記録します。旅行の目的や移動手段などはもちろんのこと、足に自信がないので1階の部屋を希望、食事が食べきれず残すことが申し訳ないのでビュッフェ希望といった、定性的情報を記録しておくことで、次回の予約での会話の質がかわってきます。ゆこゆこのメインカスタマーは65歳以上のシニア世代、デジタルマーケティングが通用しにくい世代です。そこで、コンタクトセンターというアナログな接点で得られる情報をデータベース化して有効活用していました。

デジタルネイティブ世代であってもデジタルとアナログをうまく使い分ける消費者が増えている昨今において、オフライン/オンラインの垣根を越えてお客様の行動データを収集/活用できるマイグルは顧客理解のための強力なマーケティングツールだと確信しています。キャンペーン実施後の振り返りができない、総花的なプロモーションになっている、顧客情報をどのように活用したらよいか分からないといったクライアントに伴走しながら、ともに顧客理解を深めていきたいと思います。「顧客理解No.1カンパニー」を目指すギックスの一員としてマイグル事業を盛り上げ、クライアントのマーケティング活動やその先のビジネスの成功に貢献できるよう尽力して参ります。

■吉田周平 略歴
日本オラクル、日本マイクロソフトなどの外資系ソフトウェア企業において、HRMS（人事管理システム）、CRM（顧客管理システム）といった業務アプリケーションのプロダクトマネジャーを歴任。日本市場での製品リリース、PR活動、マーケティング活動、チャネル開発などに従事。その後、PEファンドの投資先に経営トップとして参画するプロ経営者へと転身。建設、旅行、人材など多岐にわたる業界で、ターンアラウンドや財務基盤の再構築、組織風土改革、M&Aによる事業承継後の再成長などを牽引してきた。

■株式会社ギックスについて https://www.gixo.jp/
ギックスは、戦略コンサルタントとアナリティクス専門家によって立ち上げられた “データインフォームド”推進企業です。データを最大限に活用してクライアント企業の「顧客理解」を支援し、事業成長に向け経営課題を解決しています。盲目的にデータだけに頼るのではなく、データに基づいて人間が論理的に考え、合理的に判断できるよう、テクノロジーと方法論を用いて世の中を変革していきます。