「成功企業に学ぶ実践フィンテック 金融革命とその戦士たち」に、株式会社ギックスが収録されました。 ~FinTech 2.0 の息吹を感じよう~
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- POSTED : 2017.03.27 11:04
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FinTech1.5を究め、FinTech2.0の息吹を感じよう
【2017/12/25 情報更新】
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本書のムック版が発売されました。
実践FinTech フィンテック革命の戦士たち (日経ムック)
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弊社(ギックス/GiXo)が出資いただいているSBIホールディングスの代表取締役 執行役員社長 である北尾吉考氏が編著に携わられた「成功企業に学ぶ実践フィンテック」にて、ギックスを取り上げていただきました。
本書の位置づけ(まえがき より)
本書の位置づけ、および、本書の制作に関する北尾氏の思いについて、「まえがき」より抜粋してご紹介します。
本書を私は、主として学者や金融分野の評論家たちが執筆されている入門書とは一線を画するものにしたいという思いから、フィンテック革命を起こそうと日夜奮闘している企業経営者たちを中心に置くかたちにしました。
私は彼らを、この革命を実現しようとしている戦士たちと位置付けています。それぞれの戦士(経営者)がどのような夢(ビジョン)を描き、それをどのような戦略と武器(技術)で具現化しようとしているのかをありのまま書いて戴くことにしました。私は編著者ということではありますが、彼らに一切の注文も愚見も申しておりません。
私自身も第1章から第2章までを執筆しましたが、それもSBIグループの経営者として極めて戦略的かつ実践的なものとしました。また、その原稿もほかの執筆者に読んでもらっていません。それは私のつたない原稿を読んで、彼らが何らかの影響を受けるといけないと思ったからです。
私を含めて本書を執筆した経営者たち17名は、今後一層、自我作古(我より古を作(な)す)の決意を新たにし、この革命を完遂していくことが結果として「世の為人の為」になると確信すべきでしょう。
フィンテック1.0、1.5、2.0 とは
北尾氏が執筆された、第1章、第2章では、フィンテック2.0 という概念について語られます。インターネット金融のエコシステムがフィンテック1.0、その延長線上にあるAI、IoT、ビッグデータ、ロボティクスなどによる強化された世界がフィンテック1.5.そして、ブロックチェーンを中核に据えた非連続な革新が起こる可能性を秘めたのがフィンテック2.0です。
弊社ギックスは、この中ではフィンテック1.5に位置づけられます。この1.5の世界もまだまだ発展途上です。
第一フェーズでは、SBIが構築した金融サービスの起業生態系(フィンテック1.0)に新しく発展した技術やサービスをいち早く導入し、まずフィンテック1.5の世界への移行を進めます。
こうした技術は、その多くが前述したように国内外のベンチャー企業により生み出されていますから、そうした技術へのアクセスを図るため、SBIでは「FinTechファンド」を創設しました。そのファンドから要素技術を有するそれぞれの企業分野の有力ベンチャー企業への投資を通じたアクセスを図っています。
第二フェーズでは、フィンテック1.5に属する様々な技術をいち早く我々の金融サービス事業の生態系に導入し、顧客便益性を向上するとともに、競争優位の確立を目指します。
第三フェーズでは、フィンテック2.0の技術すなわちブロックチェーンを使用した実証実験を様々な金融サービス分野で実施します。第1章 インターネット革命とフィンテックの進化(p.21より)
弊社および、SBI FinTechファンドから出資を受けた企業群は、このフィンテック1.5の世界を早々に実ビジネス上の成果に結びつけ、フィンテック2.0の世界の扉を開くための礎を築く役目を担っています。
ギックスの「革命」とは?
ギックスは、「アナリティクスと戦略コンサルティングの融合」を旗印に掲げ、データを活用した戦略コンサルティングを提供しております。
具体的には、本書内でもご紹介した「チームCMO」というChief Marketing Officerの機能を代替・強化するサービスをご提供したり、「行動起点顧客育成(Next Action-based Customer Loyalization)」すなわち、顧客の次なる行動を促すことにより顧客・事業者双方にとって理想の関係を構築するという考え方に基づいて”最適な打ち手”をご提案したりしております。これらの活動はすべて経営課題の解決にデータを用いる、という思想に基づいて行われています。
ギックスの考える理想の世界は、「世界の<考える総量>が最大化された状態」であり、その状態が実現されることをビジョンとして掲げています。また、そのためにギックスが果たすべきミッションは「アナリティクスの<速さ>と<質>を徹底的に究める」ことです。ギックスが、高速で高品質な分析機能を提供することにより、弊社のコンサルタントの<考える量>、クライアント企業の<考える量>が最大化していくことが目の前の目標です。
今後、AI(正確には、機械学習)の技術が進み、その結果として、「考える量を増やすためには、AI活用が最適」という世界が訪れる日も来るでしょう。その際にも、弊社のビジョン「<考える総量>の最大化」は変わりません。単に、それに向けて実行すべきミッションが「AI活用」と書き換えられるだけです。
機械がやるべきことが明確化されることによって、人間が注力すべきことに注力し、価値創出にまい進できる世界。それこそが、ギックスが起こしたいと願う革命です。
本書では、弊社の他に15社(北尾氏の「まえがき」の内容に倣えば、SBIを含めて16社)の経営者が、このような熱い思いを語っています。是非、お手に取ってご一読いただければと思います。
掲載企業リスト
本書に掲載された躍進企業は、下記16社です。
躍進企業16社が自ら語る!
新サービス立ち上げをねらう新興企業も、既存の大手金融機関も注目するフィンテック。
ただの「流行り言葉」から、いよいよ本格的なビジネス展開が始まった。いま、話題の企業は、何をしてきたのか。どんな展開を狙っているのか?
これまでの金融サービスの成功法則と、どこがちがうのか?
金融革命を担う経営者たちが自ら語る。◆本書に登場する主な企業◆
【ロボアドバイザー】 ウェルスナビ
【自動家計簿・クラウド会計】 マネーフォワード
【貯金アプリ】 インフキュリオン・グループ
【クラウドファンディング】 ミュージックセキュリティーズ
【決済】 BASE
【決済】 エクスチェンジコーポレーション
【決済】 Origami
【決済】 Liquid
【仮想通貨】 QUOINE
【ブロックチェーン】 SBI Ripple Asia
【ブロックチェーン】 R3
【ビッグデータ】 Treasure Data
【ビッグデータ】 ギックス
【AI・ビッグデータ】 ゼネリックソリューション
【クラウド会計】 freee
【UX/UI】 グッドパッチ出所:Amazon.co.jp
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