re:Inventの歩き方 その2:技術セッションの攻略法 ~海外旅行レベル1の技術者によるAWS re:Invent 2015 参加レポート~
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会場は非常に広く、同時に複数のセッションが開催されるため、事前準備が必要
米国時間の10/6~10/9の4日間、ラスベガスでAWS社主催のグローバル・カンファレンス「AWS re:Invent 2015」が開催されました。そこに、海外旅行3回目、英会話レベル1のAWSユーザーである、私(宍戸)が参加してきました。前回は、re:Inventの概要について、ご紹介いたしましたので、今回は、イベント中に行われた技術セッションの攻略法を中心にご紹介したいと思います。
開催施設のベネチアン・リゾートホテルについて
イベントの開催会場となるのが、「ベネチアン・リゾートホテル」というイベントホールを使います。しかし、名前はホテルですが、カジノを中心としたテーマパークです。多くのブランドショップ、レストランなどのテナントが入り、屋内の2階にはイタリアのベネチアを模した運河が流れ、ゴンドラも浮いています。まるで、大人のディズニーランドです。
ホテルの1階は、広大なカジノ場があり、ホテルの正面からイベントホールに行くためには、このカジノ場を横切らなくては行けません。当日、急いで行くと迷う可能性があるため、早めに行くことをお勧めします。また、技術者っぽい人(首にイベントの入場カードをぶら下げている人)が歩いているので、後ろを付いて行っても良いと思います。
イベントの入場手続きは、ホテルの正面入り口から入って、一番奥になります。結構、距離があるため、早歩きでも5分は掛かると思います。そして、入場手続きは、パソコン端末にファーストネーム、ラストネーム、宿泊中のホテルを入力します。入力が完了すると受付の人が、入場カードを渡してくれます。(英語を話す必要はありません)
セッションのスケジュールについて
今年(2015年)のセッションのスケジュールは、下記のようになっていました。
10/6:基調演説、技術セッション(ホワイトボードセッションが中心)、GameDay、ハッカソン
10/7:基調演説、技術セッション(導入事例、ディープダイブなどのコア技術)
10/8:基調演説、技術セッション(導入事例、ディープダイブなどのコア技術)
10/9:技術セッション(導入事例、ディープダイブなどのコア技術) *午前で終了
GameDay、ハッカソンは、AWSサービスを使ったコーディングによる、技術交流のようなものです。英語をある程度話せて、プログラミング好きの方は、参加してみるのも良いかもしれません。
4日間の開催期間の内、メインとなるのが10/7と10/8です。この2日間が、最も多くのセッションが開催されています。また、4日間通しでAWS認定試験、10/6夜から10/8までAWSサービスに関係のある企業のブース設置などが行われます。
スマホアプリを使用して、受けるセッションを事前に把握しよう
セッションは、4日間で250以上が開催され、同時に20以上のセッションが複数の部屋で平行して開催されています。
会場は、非常に広く、全5階の施設に大小合わせて50以上の部屋がもあります。参加者も10,000人以上居るため、エレベータは大渋滞になります。そのため、開催日前に受けるセッションを決めておくことをお勧めします。
セッションを確認する方法として、イベントのホームページ等でセッションの案内がありますが、日本語に対応している公式のスマホアプリ(iPhone / Android対応)をお勧めします。スマホアプリでは、受けたいセッションに「★」を付けることができ、当日の自分のスケジュールを組めます。また、会場マップもありますので、大きな会場で迷うこともありません。
新サービスのセッションを探すときのポイント
開催日前に殆どのスケジュールは決まっているのですが、基調演説で新サービスが、発表されると新たにセッションが追加されます。その場合、「NEW LAUNCH!」というタイトルで増えますので、基調演説後は、スマホアプリ、ホームページなどでチェックしてください。
トイレ、休憩場所は1階がおススメ
非常の多くの人が集まっていますので、各階に1つしかないトイレは大渋滞します。そのため、1階のトイレに行くことをお勧めします。来年はどうなるか分かりませんが、今年(2015年)の場合、1階フロアは、セッションが開催されていないため、人が少なく静かです。そのため、トイレも殆ど待つ必要はありません。
また、施設内の各所に充電スポット(コンセント / USB対応)、ホテルのコンセント、イベント専用Wi-Fiが、充実していますので、どこでも電池を気にすることなく、スマホやパソコンでメールチェックなどが行えます。
次回は、開催期間中のイベントから「re:Inventの楽しみ方」について、ご紹介したいと思います。
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